消化器内視鏡・CT検査
消化器内視鏡・CT検査

「胃がもたれる」「お腹が痛い」「便通が気になる」。日常的な症状ほど、つい様子を見てしまいがちです。けれど、その裏に早く対応したほうがよい病気が隠れていることもあります。消化器内視鏡専門医である院長が、胃カメラ・大腸カメラ・CT検査などを院内で行い、早期発見・早期治療に努めます。院長は長崎大学病院をはじめ、地域中核病院で消化器内科医として研鑽を積んでまいりました。「内視鏡は怖い」「以前の検査がつらかった」という方も、まずはご相談ください。
症状が数週間以上続く場合、体重の減少や血便をともなう場合は、早めの受診をおすすめします。
| 部位 | 主な疾患 |
|---|---|
| 食道 | 逆流性食道炎、バレット食道、食道がん |
| 胃・十二指腸 | 胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染症、胃がん |
| 腸 | 過敏性腸症候群(IBS)、大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室 |
| 肝臓 | 脂肪肝、アルコール性肝炎、ウイルス性肝炎(B型・C型)、肝機能障害 |
| 胆のう・膵臓 | 胆石、胆のう炎、急性膵炎、膵がん |
ピロリ菌が見つかった場合は、除菌治療(保険適用)を行います。上腹部の強い痛み・発熱・黄疸がある場合は、早急な対応が必要なことがあります。
口または鼻からスコープを挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察します。胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・ピロリ菌感染・胃がん・食道がんなどを調べられます。早期の胃がん・食道がんは自覚症状がほとんどなく、内視鏡でなければ見つけにくい病気です。
前日の夜7時以降は飲食を控えていただきます。当日の朝は少量のお水・お茶なら可能です。来院後に問診とのどの麻酔を行い、検査は5〜10分程度です。終了後、画像をお見せしながら結果をご説明します。生検を行った場合は、後日改めて結果をお伝えします。服用中のお薬は必ずお伝えください。血液をさらさらにするお薬など、種類によっては検査前の休薬が必要です。
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)は胃の粘膜に生息する細菌で、胃炎・胃潰瘍・胃がんの発症に関係することが知られています。感染していても自覚症状がないことが多く、胃カメラや血液・尿・呼気の検査で確認します。感染が確認された場合は、お薬による除菌治療を行います(保険適用)。健診でピロリ菌を指摘された方、胃がんの家族歴がある方は、一度ご相談ください。
肛門からスコープを挿入し、直腸から大腸の奥(盲腸)まで、大腸全体を観察します。大腸がん・大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸憩室などの病気を調べることができます。
大腸がんの多くは、大腸ポリープ(腺腫)ががん化して生じると考えられています。検査中にポリープが見つかった場合、多くはその場で切除に対応します(大きさや状態によっては後日となる場合があります)。切除したポリープは外部機関の病理検査に提出し、良性・悪性を確認します。
陽性でも必ずしも大腸がんとは限りませんが、大腸カメラによる精密検査が必要です。「症状がないから」と放置してしまう方が少なくありませんが、症状が出る前に見つけられることが、この検査のいちばんの意義です。
事前に外来で診察し、症状・既往歴・服薬状況を確認します。前日は消化の良い食事をとり、夜9時以降は絶食となります。当日の朝は、腸をきれいにする下剤(腸管洗浄液)を服用し、便が透明になったら検査が可能な状態です。飲水量に制限はありませんが、胃カメラ同様に水分としてはお水やお茶を摂取してください。検査は15〜30分程度、ポリープの処置を行う場合は長くなります。終了後に結果をご説明します。

当院はGE HealthCare社の16列マルチスライスCTを院内に備えています。腹部の痛みや気になる所見があったとき、大きな病院への紹介を待たずに、その場で全身の精査を行えます。内視鏡は消化管の内側(粘膜)を見る検査、CTは消化管の外側や肝臓・胆のう・膵臓・血管などを断面で見る検査です。役割が違うため、組み合わせることで診断の精度が高まります。急性腹症(急に強い腹痛が現れる状態)のように早急な判断が必要な場面でも、その日のうちに状態を把握できます。
AST・ALT・γ-GTPなどの数値が高い場合、脂肪肝、アルコール性肝炎、ウイルス性肝炎(B型・C型)などが背景にあることがあります。自覚症状が出にくい病気が多く、「少し高いだけだから」と放置すると、肝硬変や肝がんに進むこともあります。血液検査やCT検査などで状態を確認し、定期的に経過を追っていきます。
胃がん・大腸がんはいずれも、日本で罹患者数・死亡者数ともに多いがん(罹患者数:1位 大腸がん 3位 胃がん、死亡者数:2位 大腸がん 4位 胃がん)です。特に大腸がんに関しては、男性2位で女性はなんと1位の死亡者数となるがんです。早期にはほとんど自覚症状がありませんが、早い段階で見つかれば、内視鏡での切除など体への負担が少ない治療で対応できる場合があります。
とくに次の方は、定期的な検査をご検討ください。
よく噛んでゆっくり食べる習慣をつけましょう。暴飲暴食、脂っこい食事や刺激物のとりすぎは胃粘膜に負担をかけます。アルコールと喫煙も胃の粘膜を傷つける要因になります。
食物繊維(野菜・豆類・海藻・きのこ)を積極的に摂り、赤肉や加工肉のとりすぎに注意します。適度な運動で肥満を防ぐことも大切です。
禁煙・節酒、十分な睡眠、ストレスをためない生活リズムを心がけてください。排便や食欲の変化を感じたら、早めにご相談ください。
内視鏡検査は事前の診察とご予約が必要です。まずは外来にお越しいただき、症状や服薬状況を確認したうえで検査日を決めます。
胃カメラでは、ご希望と状態に応じて使用できます。使用した場合、当日は車・バイク・自転車の運転ができませんのでご注意ください。
健康保険が適用されます。検査の内容や処置の有無によって異なりますので、診察時に目安をお伝えします(大腸ポリープ切除は、3割負担で約2万円程度が費用の目安です)。
検査前に休薬が必要な場合があります。必ず事前にお申し出のうえ、お薬手帳をご持参ください。
検査当日の朝に服用していただきます。服用の場所と方法は、事前の診察時にご案内します。
状態によって可能な場合があります。診察時にご相談ください。
当院は長崎県西彼杵郡時津町日並郷にあり、長崎バス「日並バス停」から徒歩3分です。地域のかかりつけ医として、風邪などの急な体調不良から生活習慣病、そして消化器の専門的な検査・治療までを一つの場所でお受けいただけます。
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